《倉敷市水島解体工事》トタンの二重屋根家屋の解体

今回は倉敷市で行われた解体工事の模様をご紹介します。

建物概要

この建物は木造住宅であり、屋根にはトタンと瓦が二重に重なった構造をしています。元々瓦屋根だったものに、トタンを後付けしたパターンなのかもしれません。

また外壁にはモルタルや木製下地が使用されており、一般的な在来工法の住宅です。

解体工事の進行状況と工程

養生足場の設置

養生足場の組み立てを行っています。屋根上での安全を確保するため、フルハーネス型の安全帯を装着し、転落防止措置をしていることが分かると思います。

屋根材（トタンと瓦）の撤去

まずは上にあるトタン屋根をはがし、その次に下から現れた瓦を撤去するという二段階の手順を踏みます。重機を使用しての解体となるため、粉塵対策が必要です。写真には写っていませんが散水しながら作業を勧めました。

瓦は手作業にて撤去します。

内装・設備の撤去

天井材を手作業で解体。

屋内から天井のブリキ屋根を撤去。落下防止に注意を要する作業です。

外壁や基礎、土間の撤去

残置物を撤去し、屋根材や内装部分の解体作業が終わったら躯体を解体します。手順を間違えると周囲の家にご迷惑をかける事態にもなりかねないため慎重に作業します。

躯体の解体が終わると基礎や土間部分を撤去します。

解体完了

きれいに整地して解体工事は完了です。

まとめ

今回は、トタン＋瓦の二重屋根という、慎重さが求められる解体工事でしたが、安全対策に留意しつつ作業をさせていただきました。

また、粉塵対策として散水しながら作業を行うことで、周囲への影響も抑えられたと思います。もちろん、大量に出た解体ゴミは産業廃棄物として適切に処理させていただきました。

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