《岡山市東区廃屋解体工事》老朽化した木造工場の解体
今回は、東区西大寺にあった、旧醤油工場の解体工事をご紹介します。
下のスライダーを見てもらったらわかりますが、木造の工場だったためか、屋根や壁が崩れ落ちるなどかなり老朽化が進んでいる状態です。
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廃屋工場を解体する際の注意点
構造の確認と劣化状況の確認
古い木造建築物は長年風雨にさらされて柱や梁が腐食しやすく、解体作業中に想定外の倒壊が起こる可能性があります。この工場はすでに一部崩れ落ちている状態であるため、解体前に構造の強度を確認し、どこから解体するのがリスクが低いのか計画を立てました。
また、増改築が繰り返されてきた可能性が高く、異なる時代の建材が使用されているものと思われます。こうした場合は増改築の接続部分に注意を払う必要があり、解体手順を真剣に検討しました。
屋根材と壁材の処理
この工場に限ったことではありませんが、瓦屋根は重いため一気に崩すと危険があります。強度に細心の注意を払いながら手作業で下す必要があります。
また、一部に茅葺き屋根があったり、土壁があったりとこの時代の建物を解体する場合は粉塵が大量に発生します。養生シートでぐるりと囲んで粉塵対策を徹底しました。
土壁の建物の解体はこんな施工事例もあります。
⇒《岡山市南区の解体工事》土壁の納屋の解体の流れ
産業廃棄物の適切な処理
古い時代の建物にはいろいろな素材が使われており、適切な分別が必要です。
木材(柱や梁) | リサイクル可能 |
日本瓦 | 再利用か埋め立て |
漆喰・土壁 | 埋め立て |
金属部分(釘など) | リサイクル可能 |
このような産業廃棄物の処理に関しては弊社、日本クレストには知見があります。自社保有している中間処理施設で適切に処理することが可能です。
まとめ
老朽化した木造建築物は倒壊のリスクがあり大変危険です。
弊社にはこのような木造建築物を解体するノウハウが蓄積されていますし、産業廃棄物処理施設を保有していることで一般的な解体業者よりも安価に解体することが可能です。
同じような家屋をお持ちの方は是非一度弊社にご相談ください。
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