《岡山市南区の内装解体工事》水産会社倉庫の冷蔵・冷凍庫等撤去
今回の解体は内装解体です。岡山市南区にある水産会社倉庫の内装解体を行いました。
水産業関連の施設を解体する際は、衛生設備や冷蔵・冷凍設備、特殊な配管・排水設備の撤去が必要です。
解体の流れ
施工前準備
天井の配線や空調ダクト、設備機器などを確認し、どうやったら順序だてて解体・撤去できるか計画を練ります。
什器や備品の撤去
施設内に残されていた机や棚、その他什器類や備品類を撤去します。配線や照明の順次取り外し、リサイクル可能なものを分別します。
設備の撤去
換気設備やエアコンなどの設備を撤去します。市場にある水産加工場などは空調や廃棄設備が大変重要な役割を果たしており、それらを安全に取り外さなくてはなりません。
壁・天井類の解体
壁や天井のパネルをはがす作業になります。天井にある蛍光灯や空調ダクトも順次取り外していきます。水産関連施設では床や壁に防水・防腐加工が施されていることが多く、通常よりも作業に手間がかかることがあります。
排水・配管設備の撤去
水産会社の施設では大量の水を使用することが多く、排水設備も複雑に張り巡らされています。撤去時には水漏れなどに注意しながら作業を進めていきます。
産業廃棄物の分別・搬出
撤去した設備や内装材は種類ごとに分別し、産業廃棄物処理施設へと運搬されます。弊社、日本クレストでは産業廃棄物の中間処理施設を保有しており、適正な処理を行っております。
まとめ
この内装解体工事では、水産関連施設特有の設備の撤去と通常の内装解体を組み合わせた手順で解体作業が進められました。
配管、排水処理、冷蔵設備の撤去など、専門的な作業も多いですが、事前の準備が功を奏し問題なく工事を完了することができました。